愛犬が高齢犬になってきたけど、フードはこのままでいいのかな?市販のものだけでなく、手作りごはんも取り入れて、栄養バランスがよく、おいしく食べられるように工夫したいな。毎日のことだから、簡単に作れるトッピングごはんから始めてみたいけど、何か参考になるものはないかな?
日頃このような思いを抱いている、愛犬のパパさんママさんのご参考になればと思い、我が家の場合をご紹介していきます。
この記事を書いている私は、現在11歳の雄のトイプードルを飼っています。7歳くらいまでは食が細く、痩せていましたが、かといって特に病気もせず、まずまずの健康状態でした。11歳になった今は、以前より全体的に体に筋肉が付き、動きも前より力強くなりました。年を取ってからの方が、更に元気なのです。
2年ほど前から徐々にドッグフードの割合を減らして、その分手作りおかずをトッピングするようにしたのですが、そのおかげで今の健康があるのかな?と思っています。すべての愛犬に当てはまるとは限らないですが、うちの「空」の場合ということで、一例としてご紹介していきます。
これいいかも!って思えるような箇所があれば、試しに取り入れてみるのもアリかもです。
Contents
1. 毎日手軽に続けられる食材選び
普通にスーパーで野菜、お肉、お魚などを買います。犬用とか意識せず、お買い物をしますが、たまに犬用として、鳥レバーや砂肝などを買うのも、メニューに変化があっていいと思います。
2. 毎日手軽に続けられる 楽チン手作り犬ごはん【下ごしらえ編】
2-1 にんじんを柔らかく蒸して冷凍保存
- ニンジンを5mmほどの輪切りにして、20分ほど充分蒸す、または茹でます。
- 柔らかくなったニンジンを、細かくつぶします。
- つぶしたニンジンを冷凍保存するための容器に入れます。使う分だけ割って使いやすいように薄く敷き、お箸などで溝を作っておきます。
- そのまま冷凍保存します。
2-2 ブロッコリーを柔らかく茹でて冷凍保存
- 冷めたらこのまま容器に入れ替えて冷凍保存します。
2-3 かぼちゃを柔らかく蒸して冷凍保存
- 適当に切ったかぼちゃを、ニンジンと同じ要領で蒸します。 柔らかくなると煮崩れするので、茹でるより蒸す方が簡単だと思います。
- 少量づつ取り出せるように、容器に入れて冷凍保存します。
2-4 ミンチ肉を蒸して冷凍保存
- 上の画像は合挽ミンチですが、牛ミンチや豚ミンチの時もあります。
- むらなく蒸すため、できるだけ薄く平たくミンチ肉を蒸し器に敷きます。
- 蒸しあがったら、よく冷ましてから保存容器に入れます。
- 凍っても、少量ずつ割って使えるように、平たくふわっと容器に入れて、冷凍保存します。
2-5 魚を蒸して冷凍保存
- 上の画像は、タラの切り身ですが、生鮭や、たま~にタイの時もあります。
- むらなく蒸しあがったらお皿にとり、骨と皮を取り除きます。
- 骨と皮を取り除いた魚の身を、一回に使う分量くらいにお箸で小さく割って保存容器に入れ、冷凍保存します。
2-6 ささみを蒸して冷蔵保存
- ささみは毎日使うので冷凍保存はしません。
- 2~3日で使い切る量を蒸しています。通常2本蒸します。
2-7 だし汁を小分けして冷凍保存
- だし汁は、人間用の料理で作った時に少し取り分けて、冷凍保存しておきます。
- トッピングの内容によって、今日は味が薄いかなと思うときは、だし汁を解凍して温めて、ドッグフードをふやかすのに使います。(だし汁のストックがない時は、鰹節を細かくしたものをドッグフードにかけて、お湯でふやかします。
3. 毎日手軽に続けられる 楽チン手作り犬ごはん【直前パパっと作り方編】
- 作り方は超簡単!
- 上記の下ごしらえ済みの食材から4~5種類くらいを選んで陶器の小皿にとり、オーブントースターで3分~5分位加熱しながら解凍します。
- 上記を、だしなどでふやかしたドッグフードとざっくり混ぜるだけです。
4. ドッグフードについて【高齢犬】
ここ3年くらい、ずっとペットラインさんの「プロフェショナルバランス 7歳から 高齢犬用」のお世話になっています。それまではいろんなフードを試しましたが、このフードに変えてからの方が、体調がよくなったような気がします。愛犬の食いつきや体調を見ながら、体に合う良いフードを選びたいですね。
うちの空の場合は、ドッグフードだけを与えていないので、トッピングとフードの相乗効果が出ていると思いたい感じです。
5. まとめ
今回は、うちの「空」の手作りトッピング犬ごはんの内容をご紹介しました。記事のポイントをまとめます。
ポイント
- 食材を柔らかく蒸して、冷凍保存
- 食材の内容は、野菜なら、ニンジン、ブロッコリー、かぼちゃなど
- 食材の内容は、肉なら、ささみ、合挽ミンチ、牛すじ肉、鶏レバーなど
- 食材の内容は、魚なら、タラ、生鮭、タイなど
- 上記の常備している冷凍食材のほか、その日の料理の一部を与えることも
- 上記の常備食があれば、犬ごはんの調理時間は1日5分以内でできます。
- 時間をかけずにできるので、毎日ラクに続けることができています。
最近、獣医学博士であり、動物病院院長の須崎恭彦先生監修の本「かんたん! 手づくり犬ごはん」という本を買いました。今読んでいる最中で、レシピの実践はまだですが、本のまえがきの冒頭に、「”適当に”の姿勢で手作りを始めてみましょう」という言葉がありました。「なんだ、そんな感じで気楽に始めればいいんだ」と思えてうれしくなりました。
この本を参考にして作った犬ごはんは、後日別記事でご紹介します。
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[…] 定番の食材は、柔らかく蒸してから冷凍保存したものを常備しています。食材を下ごしらえしてから冷凍保存する方法は、別記事でご紹介しています。「よそのお家では、常備する冷凍食材をどんなふうに事前に準備しているのかな?」と思われる方は、一例としてご覧ください。 […]