飼い主と愛犬をつなぐ、命綱であるリードですが、リードの種類ってたくさんありますよね。その中でも伸縮リードは多くの飼い主さんも使っていて、メリットはたくさんありますが、使い方を間違えると命取りになってしまいます。今回は、伸縮リードのメリット・デメリットについて考えてみました。
Contents
1. リピート購入した伸縮リードはこれ!
アースペットさんの、お散歩用伸縮リードです。本体には「HANDLER」と書かれたロゴマークが埋め込まれています。コロンとしたシンプルな見た目もかわいくて好きなんですが、リピート購入した理由をお伝えしていきます。
2. どうしてまた同じリードにしたの?
・8kgまでの小型犬に対応している中で一番軽くてコンパクトだったから
3年ほど前に使っていた伸縮リード(Fメーカー)も、一番小さいサイズでしたが、それでも重さがストレスでした。お散歩バッグに入れてもかさばるし、散歩中もずっと握っていると手首が疲れました。
でも、初めて買った伸縮リードだったので、まあこんなものかと思って使っていました。空も、自由度が上がるので、楽しそうに歩いていたので、使い続けていました。ですが、ある日お散歩中にコードが足に絡まった時に、コードを噛んでちぎれそうになったので、新しいものに買い替えました。
それが、アースペットさんのHANDLERでした。なんと、重量はパッケージから取り出して本体だけを家庭用はかりで計ったら、たったの120gでした。私の知る限り、伸縮リードのなかでこれより軽いものは探すことはできませんでした。サイズも本体サイズ ( 縦×横×厚み ) 10×11×3cm と、とってもコンパクト。お散歩中に、重いと感じたことは一度もなく、手首も疲れません。(自宅採寸の為、誤差があることご了承ください)
・コードではなく平面テープだったから
伸縮リードには、ふつう紐の伸縮を止めるロック機能が付いているとはいえ、とっさに紐を短く持ちたい場面もあります。自動巻取りのスピードより早く紐を短くしたいときです。そういう時に素手でコードをつかんでも、とっさにうまくつかめないので、すごく神経を使いました。
平面テープであれば、そういった場合でも簡単に紐をつかんで短くできると思っていました。なので、次に買い替える時は 平面テープ にしようと決めていましたが、これは大正解でした。
・ロック解除時の巻取りがスムーズだったから
Fメーカーの特徴なのか、コードタイプの特徴なのか、どちらかわかりませんが、巻取りに勢いがついて、先端のナスカンが当たると痛いです。伸縮可能な状態でのお散歩時も、巻き取ろうとする力が少し強すぎるのでは?と気になって、ロックした状態で、紐をたるませてお散歩していました。(伸縮リードを使う意味ないですね)
アースペットさんのハンドラーの紐を巻き取ろうとする力は、体重5kgのトイプードルにとって、負担にならない程度の力しかかかっていないように思います。巻取りもいい感じで伸びたり縮んだりしながらお散歩できています。
・ナスカンに安心ロックが付いているから
ナスカンに、思わぬ方向から力がかかった時に、金具が外れることがあるそうです。普通に使っていれば外れることはないですが、確かに、親指で押しただけで簡単に開きますから、外れる可能性はゼロではないはずです。
今までそんなことは1度も起こらなかったとしても、起こるときは一瞬で起こってしまうので、大事な愛犬や周りの人を傷つけないためにも、ナスカンにロック機能がついているのはとても心強いと思いました。
3. 伸縮リードを使う時に気を付けていることは?
・使う場所
車が通らない道や、公園の中など、紐が伸びたり縮んだりしても大丈夫な場所で、今ならいいかなと思える時に伸縮させて使っています。車が通る場所では絶対に使わないようにしています。公園に向かう途中の道路を横断するときは、抱っこをしています。神経質だと思われそうですが、それは、私が子供の頃に初めて飼った犬の散歩時に起こった出来事が、今もトラウマになっているからです。
詳しく書くと長くなってしまうのでなるべく手短に…。要するに中学生だった私が犬の散歩をしていたのですが、大通りの向こうの公園に向かう途中で、手から鎖が離れてしまって、鎖が付いたまま犬だけ道路を渡ってしまったのです。そしてトラックが来て、犬の姿がトラックで見えなくなって、私は大声で犬の名前を叫んで、トラックが通り過ぎて、見ると道路の向こう側の犬が私を見ながら尻尾を振っていました。
奇跡ですね。どうやって私が再び犬の鎖を手にしたか、全然覚えていませんが…。でもこのように事故は起きるのです。ひとコマひとコマがスローモーションで、ものすごく長く感じた時間でしたが、実際はほんの数秒の出来事です。一瞬の不注意で事故は起こってしまうのです。
遠い昔のことなのに、今もその場面は鮮明に覚えていて、思い出すと苦しくなりますが、その出来事は忘れずに、今後も安全には気を付けたいと思います。みなさんも大切な愛犬とご自身のために、普段のお散歩は安全なコースを選んでくださいね。
・すれ違う人に恐怖心を与えない
すれ違う人が、伸びたり縮んだりしているリードをつけている犬を見たら、こっちまで来たらどうしようと思って恐怖を感じるかもしれません。そんな時は、いつもより紐を短くロックして、「気をつけて通行していますよ。」と相手に分かる感じで歩くといいかなと思い、そのようにしています。犬のことで文句とか言われるのもイヤですしね。
・誤って落とさない
本当に、落としたらダメです。持ち手に取りつけるストラップもありますね。これがあれば、落としてしまってもすぐ拾えるので安心ですね。
・子供や高齢者には使わせない
そもそも犬の制御が十分できる大人が犬を散歩させるというのが大前提なので、いうまでもないですが、たとえ大人が付いていても、子供に伸縮リードを持たせるのはやめた方がいいと思います。
4. さいごに
私は毎日車通勤をしていますが、過去に愛犬を危ない目にあわせてしまった経験があるので、車道を走っていて、横の歩道で散歩をさせている飼い主さんを見るたび「リードしっかり持ってあげてよ。」とか「リード離さんとってよ。」と心の中でつぶやいてしまいます。それは自分への戒めかもしれません。
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